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2006年1月15日16時23分
時点のものです。

村上春樹全作品 1979〜1989〈1〉 風の歌を聴け;1973年のピンボール

村上春樹全作品 1979〜1989〈1〉 風の歌を聴け;1973年のピンボール

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定価 : ¥ 2,835
販売元 : 講談社
発売日 : 1990-05

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¥ 2,835 村上春樹全作品 1979〜1989〈1〉 風の歌を聴け;1973年のピンボール 通常24時間以内に発送
処女作ゆえの萌え、あるいは不完全さ

休職生活に入ってから冬が過ぎ、春が訪れてそして夏がやってきた。ぼくにはかかえきれないほどの時間がある。「全作品」を通して初期3部作+ダンスダンスダンスを読み返してみようと思ったのはそのありあまる時間の故だったかも知れない。そうでないと日々の生活で腰を落ち着けて本を集中して読むなんてそうそうできることではない。ぼくはこの2作品を10代の後半に読んだ。あれから10年近い歳月が流れている。再読して感じたことは、ぼくが認識している村上春樹像とは違う人物が書いた小説のような気がしたことだ。エッセンスの萌芽のようなものは散見できるが、それだけだ。そして思うのは村上春樹は驚くべきほど遠い到達点までたどり着いているということだ。まだ時間ならある、これから羊をめぐる冒険を読み始めようと思う。

静かな場所で、ゆっくりと・・・・

この作品を初めて読んだのは・・・・もう何年前だろう。
高校時代、どきどきしながら、ひと文字ひと文字噛みしめるように読んだ。
読み終えるのがもったいなくて、ことさらゆっくりと。
「僕」と「鼠」の物語の始まり。
「僕」は僕に溶け込み、僕は「僕」の目線で世の中を見るようになった。
そういった意味で、月並みな言い方だけれど、その後の読書遍歴のみならず、生き方を変えてしまうほどインパクトを持った作品。
それが、「僕」と「鼠」の物語だ。
彼の作品を読む際の僕の心構えは、昔といささかも変わっていない。
静かな場所で。
ゆっくりと。


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