このページの情報は 2006年1月14日4時45分 時点のものです。 |
3年B組金八先生 第2シリーズ昭和55年版 初回生産限定BOX
名画「ゴッドファーザー」もそうであるように、「金八」もT派とU派がいるのではないでしょうか?Iで扱われていたコアなテーマが「中学生妊娠」であるのに対しこちらは「校内暴力」になっています。よく観ている人にとっては「加藤優」の名はまるで自分の同級生のようにしっかり記憶されているのではないかと思います。彼が警察に捕まるときのスローモーション、走り去る護送車の中からのカット、中島みゆきの歌、これはきっと長く語られモノマネされたシーンでしょう....それでさ、カメラが引いて護送車を撮るとこあるでしょう?偶然だと思うんだけど2台映ってるんだよね−、なんて私もひけらかしたりしてしまうわけですが...。
やはりどうしても、誰々のデビュー作だとかいう以前に、あの、テレビドラマ史上最強クラスといっていい−松本人志は「ガキの使い」で、ナンシー関はエッセイの中で、この感動を熱く語っていた…。もちろんナンシーのエッセイに添えられた版画は、加藤優〔マサル〕!!!−、空前絶後の超超超超(中略)感動作「卒業式前の暴力 1・2」を生み出した(?)シリーズとして語られがちなのだが−この前後編、バラでも発売になっているので(第9−最終−巻。こちらは限定生産ではない)、単独で観ていただくのももちろんアリだ−、それだけではない。そこに至るまでの、出来事、あるいは加藤をめぐる人間関係などの伏線がなかなかうまく張ってあり、第1話から通して観た上で観ていただければ、より感動が増すことは、まず間違いない(実際、そうだったので……)。 |
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