1982年情報が盛りだくさん
このページの情報は
2006年1月15日14時36分
時点のものです。

In Code: A Mathematical Journey

In Code: A Mathematical Journey

人気ランキング : 422,806位
定価 : ¥ 1,677
販売元 : Algonquin Books
発売日 : 2002-12

価格 商品名 納期
¥ 1,426 In Code: A Mathematical Journey 通常1〜3週間以内に発送
あなたの頭を柔らかくしてくれます

これは単なる天才少女の成功談ではありません。
また、最新の暗号理論の解説書でもありません。
(もちろん解説は含まれていますが)
これは、ほとんどの人の数学に対する誤解を解こうとする本なのです。
「なぜ前段に内容にあまり関係のないパズルが出てくるのか」と思うかもせひれません。ところが関係ないどころかこれらパズルを解く発想のひとつひとつに数学の難問を解く鍵が隠されているのです。
数学というととっつきにくいと思われているかもしれません。それは人の名前のついた定理やギリシャ文字や多くの添え字のせいでしょう。
逆に、多くの公式や定理を「知っている」ことが「数学ができる」ことだと思っている人もいるかもしれません。
数学の本質はそうでないことがこの本をじっくり読むとわかるはずです。
そして常に数学はこのように、大胆な発想の、緻密な展開が、あざやかな結果を導くことで進歩してきたのだということがわかるでしょう。
もし数学にもう少し深く入ってみたい人は、この本を読んでからガロア、ポアンカレ、ゲーデル、カントール、フェルマー、ワイルズ等の足跡に触れることで、新たな世界がみえてくることでしょう。

参考になりました

暗号のことはよく知りませんでしたが、なるほどこうして利用されているものかと感心しました。
著者の家族のこと、研究発表のことが話の中心ですが、数学についての説明もあり、読み物として数学に接することのできる本だと思います。
数学の素養のある人には進めがたいところですが、私は数学のまだ知らない面を覗いたような気分で、暗号と数学の本をもっと読んでみたくなりました。

冒頭の「パズル」を堪え忍んで…

最初の部分、いろいろな算数パズルが紹介されるのだが、その部分を堪え忍べば(そう、パズルの紹介はつまらない!)まずまず面白い本だと思う。
文章は、本人と両親の合作であるためか、はたまた翻訳のせいなのか、かなり読みにくくは感じる。そういう意味で純粋な「読み物」としては薦められない。
しかし「数学」という、成果が非常にわかりやすい分野での話なので、研究成果を無意味に拡大して表現することもなく、非常に「ステディ」な研究者の世界が垣間見える。扱う分野も今をときめく(ネットワークの世界ではホットな分野だ)「暗号」の世界なので、数学に興味はなくても「インターネット」に興味のある人なら面白く感じる部分もあるはず。
いわゆる「ネットバブル」の中、むやみに「コンサル」

本当の自由研究の喜び

アイルランドの高校生セアラが,進路選択前の自由研究の1年を費やして挑んだ知的冒険の物語である.
自由とでたらめの混同の激しい日本では,たとえ高校時代にこうした制度があったとしても,悲しいかな,この本でセアラが実現した喜び(それは受賞したからではない! 自分で考え,自分で選択し,そしてそのときの自分にとって妥当な結論を受け入れたということ)を味わうことは,教育観のしっかりしている一部私立の学校以外では味わえる可能性もないのが現実である.
自分で調べるためには,失敗に打ち勝つための基礎力が不可欠なのに,教育側はテレビゲームの面白さと「楽しい」実践授業との面白さの違いを説明するのに権威以外を持ち合わせていないのだから.

特に薦めない

16歳の少女による自由研究が世界的な注目を集めた様子を彼女自身と父親が綴ったドキュメンタリー。ティーンネージャーらしい、ちょっと生意気な筆使いが微笑ましいです。ところが、至る所に登場するパズルが読むときの障害になる上に叙述も明晰さにかける。サイモンシンによる「暗号解読」の明解さ、読者を飽きさせない筆力、それに比較すると本書は見る影もない。少なくとも大人の読む本ではないでしょう。中高校生が読めば自分も頑張ろうという気になれるかもしれないので年少の読者にはお勧めかもしれません。


『1980age 〜1982年〜』はAmazon.co.jpのウェブサービスによって実現されています。
Copyright 2005 1980age 〜1982年〜 All rights reserved.
BenBenのWealth Master創生日記 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送