このページの情報は 2006年1月15日15時39分 時点のものです。 |
ステイト・オブ・コンフュージョン (1983年 / 22作目)
アルバム「LOW BUDGET」「GIVE THE PEOPLE WHAT THEY WANT」とアメリカの
キンクスといえば、あの曲を思い浮かべるか、もしくは、キンクスって誰?というくらい、日本でのキンクスの知名度は低い。確かに、あの曲「ユー・リアリー・ガット・ミー」は、歴史に残る名曲であることは、誰もが認めるところであろう。しかし、その後のキンクスは、というと、ヒット曲に恵まれず、逆に、アルバムは、素晴らしいという、まさに、売れない名盤を作り続けていた。それを続けて、20年と時が経ち、1980年代のこの、ステイト・オブ・コンフュージョンというアルバムへ、その間、実に、気が付けば、アメリカという、他国で、その名を轟かせて、ゴールドディスクまでも取るなど、また、このアルバム、カムダンシングも全米第6位までと、大活躍している、あの、60年代を彷彿とさせる、!!ンクスが、ここにあった。音もアメリカ向けにと、ファンも、ちょっとためらったとは思うが、キンクスの根底にある、ロックの魂と、レイ・デイヴィスという、天才作曲家のその才能をいかんと発揮している、名曲揃いのアルバム。最初にキンクスを勧めるなら、コレかな? |
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